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南多摩病院について

院長あいさつ

院長

 日頃は南多摩病院に温かいご理解とご支援を賜り、誠に有難うございます。
 当院は東京都指定の二次救急医療機関として、医療法人社団永生会が目指す"街づくり、人づくり、想い出づくり"に、急性期医療を通じて取り組んでおります。
 お陰様で、平成28年における当院の手術件数ならびに救急車受入台数は過去最高を更新し、当院が急性期病院として八王子市民のお役に立てたことを嬉しく思っております。これも偏に、関係各位の温かいご指導の賜物であり、八王子市医師会、八王子消防署、八王子市、そして地域の皆様に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
 今年度は急性腹症等に対する緊急手術対応、消化管出血に対する緊急内視鏡止血対応、心筋梗塞や不安定狭心症等に対する緊急カテーテル対応等の能力を更に向上させるため、スタッフ等の体制整備を強化いたしました。必ずや、地域の皆様に安心して受診して頂けるものと確信しております。
 当院ではまた、八王子市医師会事業である病院救急車による高齢者救急搬送にも力を入れております。この取り組みの結果、八王子地域における急性期病院と慢性期病院の連携、そして医療と介護の連携が強化され、市内慢性期医療機関の収容数は右肩上がりで増加し、八王子市内救急事案の八王子市内収容率は大幅に改善致しました。病院救急車は、国が進める地域包括ケアシステムを支える大切なアセットの一つであると認識しておりますので、この取り組みを、東京都全域、更には全国へ普及させるべく、職員と共に力を尽くして参ります。
 また、地域包括ケアを担う、医療・介護・介護予防・生活支援に関わる市内20団体が一堂に会する八王子市高齢者救急医療体制広域連絡会(八高連)の一員として、高齢者に安心・安全な街づくりを進めるべく、引き続き関係する皆様と協力して取り組みを進めて参ります。
 さて、近年、首都圏直下型地震等の大規模災害発生の危険性が高まっていると指摘されていることから、当院では災害対応力の強化にも取り組んでおります。当院は東京都災害拠点連携病院に指定されており、自然災害・人為災害等に際して迅速かつ的確な災害医療を提供できるよう、災害派遣医療チーム(日本DMAT・東京DMAT・日本医師会JMAT・全日本病院協会AMAT)を継続的に養成しております。昨年の熊本地震に際しては本震発生当日から被災地へJMAT、AMATチームを派遣し、医療救護活動を行いました。また、今年3月11日には、八王子市医師会、歯科医師会、薬剤師会、八王子市役所、八王子消防署、JR東日本、近隣町会の皆様、看護学生を含め、総勢250名を超える皆様の参加を頂き、大規模な災害訓練を実施いたしました。今後は災害用の施設・設備・備品を整備し、定期的な災害訓練等を通じて、災害対応力を更に向上させて参ります。
 医療法人社団永生会は、過去50年以上の長きに渡り、回復期・慢性期医療、リハビリテーション医療、通所または入所の介護、在宅医療や在宅介護に懸命に取り組んで参りました。
 当院では、これら永生会のシステムと緊密に連携し、地域の皆様に質の高い医療と介護をシームレスに提供するため、急性期病院としての役割をしっかりと果たして参ります。
 今後も南多摩病院に変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

 

平成29年4月

 

南多摩病院院長益子邦洋