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南多摩病院について

院長あいさつ

院長

 日頃は地域の皆様から南多摩病院に温かいご理解とご支援を賜り、誠に有難うございます。
 当院は東京都指定の二次救急医療機関であり、急性期病院の立場から、医療法人社団永生会が目指す“街づくり、人づくり、想い出づくり”に、日々取り組んでおります。
 さて、南多摩病院ではこのたび新たに3つの目標を掲げ、地域の皆様に愛され、信頼される病院を目指す事と致しました。
 1つ目は、骨折・手外科センターの開設です。
 これまで当院では、救急医療センター、循環器センター、人工透析センター、メディカルケアセンター(人間ドックセンター)の4センターを軸に医療を展開して参りましたが、5つ目のセンターとして骨折・手外科センターを新たに開設いたしました。
 近年、高齢化の進展と共に、骨粗鬆症をはじめ様々な基礎疾患を有する高齢者の大腿骨骨折が急増する傾向にあり、地域医療ニーズの大きな部分を占めております。これらの患者様にタイムリーな手術とリハビリを提供することを通じ、早期の社会復帰・在宅復帰を支援して参ります。
 また、手外科とは、上肢機能再建外科であり、手指の屈筋腱損傷や切断肢指再接着、更には末梢神経障害に関する外科的治療等も手外科の専門領域となっています。当院は3名の手外科専門医を有する八王子市内唯一の手外科認定基幹研修施設でありますことから、地域の手外科ニーズに適切に対応して参る所存です。
 2つ目は、病院救急車の運用時間拡大ならびに病院間搬送への取り組み強化です。
 当院では平成26年12月から八王子市医師会事業である病院救急車による高齢者救急搬送に取り組んで参りました。この取り組みの結果、慢性期病院等の救急受け入れ件数が増加し、市内救急事案の市内収容率は改善しました。病院救急車には、高齢救急患者を住み慣れた地域で支えると共に消防救急の負担軽減を図る効果がありますので、病院救急車の運用時間を拡大すると共に市内の病院間搬送にも積極的に関わって参ります。
 3つ目は、在宅療養支援体制の強化です。
 国が進める地域包括ケアシステムを構築して、“ときどき入院、ほぼ在宅”を実現するために、地域密着型病院が実施する在宅療養の重要性が全国的に叫ばれております。このような時代背景を受け、当院ではこの度、在宅診療チームを立ち上げ、訪問診療や緊急往診に積極的に取り組むことと致しました。急性期病院には、在院日数や在宅復帰率についての基準が国から定められておりますが、在宅療養支援体制を強化することにより、安心・安全に入院治療から在宅へ復帰して頂くことが可能となり、地域の皆様のお役に立てると考えております。
 さて、医療法人社団永生会では、この春新たに3つ目の病院である「みなみ野病院」を開設し、回復期リハビリテーションや緩和ケアへの取り組みを始めました。当院では、永生病院をはじめとした永生会の医療・介護システムと緊密に連携し、地域の皆様に質の高い医療と介護をシームレスに提供するため、急性期病院としての役割をしっかりと果たして参ります。
今後も南多摩病院に変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

 

平成30年4月

 

南多摩病院院長益子邦洋