入院のご案内
DPCについて
DPC制度についてのご案内
平成26年4月1日以降に入院された患者様については、当院における入院費の計算方法が変更となります。
DPC制度とは、入院費の包括支払い方式のことです
・ 今までは、診療で行った検査や注射、投薬などにより医療費を計算する『出来高払い方式』でした。
DPC※による包括請求とは、これまでとは異なり、入院患者様のご病気ごとに、国で定められた1日ごとの入院費用の合計と、
出来高算定する部分の合計を足して計算する新しい計算方式です。
・ 厚生労働省が推進し、平成15年4月から大学病院・国立病院など、全国82病院で施行されてから、平成26年には全国で
合計約1600病院が対象施設となり、施行されています。
※DPC =DiagnosisProcedureCombination:診断群分類別包括評価(疾病と処置などによる診断群分類 )
南多摩病院はDPC対象病院となります
・ 当院は平成19年より、DPC準備病院として診療情報を厚生労働省に提出して、制度の検証などに協力してまいりました。
このたび一定の基準を満たし、平成26年4月よりDPCの導入が厚生労働省より認められました。
入院費の計算方法は、下図のようになります
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・ 手術やリハビリテーション、内視鏡検査、心臓カテーテル検査など医師の専門的な技術料については、これまでどおり、出来高払い方式で医療費が計算されます。入院費は、包括分と出来高分を合わせたものになります。
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※1:1日あたりの包括診療費・・・ |
1日あたりの点数は、診断群分類ごとに3段階に分かれており、入院日数が長くなるほど1日あたりの点数は低くなります。また、入院が長期にわたり、診断群分類ごとに定められた入院日数を超えてしまうと、出来高計算になります。 |
※2:医療機関別係数・・・・・・・・・ |
病院の機能に応じて病院ごとに決められる一定の係数です。この医療機関係数により、同一の診断、治療でも病院によって医療費の総額が異なります。 |