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南多摩病院について

院長あいさつ

院長

 日頃は地域の皆様から南多摩病院に温かいご理解とご支援を賜り、誠に有難うございます。
 当院は東京都指定の二次救急医療機関であり、急性期病院の立場から、医療法人社団永生会が目指す“街づくり、人づくり、想い出づくり”に、日々取り組んでおります。
 南多摩病院では今年度新たに3つの目標を掲げ、地域の皆様に愛され、信頼される病院を目指す事と致しました。
 1つ目は、骨折・手外科センターの受け入れ体制強化です。
 近年、高齢化の進展と共に、骨粗鬆症をはじめ様々な基礎疾患を有する高齢者の骨折が急増する傾向にあり、地域医療ニーズの大きな部分を占めております。昨年、これらの患者様にタイムリーな手術とリハビリを提供することを目的として骨折・手外科センターを開設しましたが、手術件数の急増によりご要望に十分対応できないことも多くなりました。そこで今年度は医師の増員を図り、骨折・手外科センターの受け入れ体制を強化致します。
 2つ目は、病院救急車の24時間365日運用体制と病院間搬送の支援です。
 当院では平成26年12月から八王子市医師会事業である病院救急車による高齢者救急搬送に取り組み、昨年度は医師会事業109件を含め、合計485件の搬送を実施しました。この取り組みの結果、慢性期病院等の救急受け入れ件数が増加し、市内救急事案の市内収容率が改善しました。病院救急車には、高齢救急患者を住み慣れた地域で支えると共に消防救急の負担軽減を図る効果があると考えておりますので、病院救急車の運用時間を拡大すると共に、病院間搬送にも積極的に関わって参ります。
 3つ目は、在宅療養支援体制の強化です。
 国が進める地域包括ケアシステムを構築して、“ときどき入院、ほぼ在宅”を実現するために、地域密着型病院が実施する在宅療養支援の重要性が全国的に叫ばれており、当院でも積極的に訪問診療や緊急往診に取り組んでおります。在宅療養支援体制を強化することにより、地域の皆様が安心して入院療養から在宅療養へ移行して頂けるのではないかと考えております。
 さて、医療法人社団永生会では、この春新たに3つ目のクリニックである「クリニックグリーングラス」を開設し、訪問診療の取り組みを強化致しました。当院では、永生病院、みなみ野病院をはじめ、永生会の医療・介護システムと緊密に連携し、地域の皆様に質の高い医療と介護をシームレスに提供するため、急性期病院としての役割をしっかりと果たして参ります。
 今後も南多摩病院に変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

 

令和元年5月